夏休みだからこそチェック!子どもの「食べる力」5項目チェックリスト|噛む・飲み込む力を育てよう
夏休みは、子どもと一緒に食事をする時間が増えるご家庭も多いのではないでしょうか。
実は、毎日の食事は「お腹を満たす」だけではありません。
食べ物を噛む、舌を動かす、飲み込むといった一連の動作を通して、子どもの「食べる力」も育っていきます。
日本歯科医師会も、歯科からの食育・食支援として、子どもの成長に合わせた「食」と「口腔機能」の支援を紹介しています。
今回は、夏休みに親子で確認したい「子どもの食べる力」を5項目に分けて紹介します。
子どもの「食べる力」とは?
食べるという行動には、
- 食べ物を口に入れる
- 噛む
- 舌を使って食べ物をまとめる
- 飲み込む
- 呼吸する
など、さまざまな口の機能が関係しています。
日本小児歯科学会では、口腔機能発達不全について「食べる・話す・呼吸を助ける」お口の働きが年齢相応に発達していない状態と説明しています。
チェック① 硬いものを嫌がらずに食べられる?
まずは「噛む力」。
肉や野菜など、ある程度噛む必要のある食材を極端に嫌がっていないでしょうか?
柔らかいものばかりを好み、
「硬いものは嫌」
「噛むのが面倒」
という様子が目立つ場合は、一度食べ方を観察してみましょう。
チェック② 食べるのが極端に早くない?
「噛まずに飲み込んでいるように見える」という場合もチェックポイントです。
食べ物を口に入れてすぐ飲み込んでいないか、丸飲みしていないかを観察してみましょう。
ただし、「○回噛めば正解」と数字だけを目標にする必要はありません。
大切なのは、食べ物の大きさや硬さに合わせて、無理なく噛んで飲み込めているかです。
チェック③ 左右どちらかだけで噛んでいない?
食事中にいつも同じ側ばかりで噛んでいないでしょうか?
左右の歯をバランスよく使えているか、時々観察してみましょう。
ただし、子ども自身では気づきにくいポイントでもあります。
「いつも右側で噛んでいる気がする」など、気になる場合は歯科医院で相談してみましょう。
チェック④ 食べ物を飲み込むのが苦手ではない?
食べ物を口に入れた後、
「なかなか飲み込めない」
「水分がないと飲み込みにくそう」
「食事中によくむせる」
などの様子がないか確認してみましょう。
食べる機能は、単純に「歯があるから大丈夫」というものではありません。
歯・舌・頬・唇など、口全体の機能が関係しています。
チェック⑤ 食事中に口が開いていない?
食べているときだけでなく、普段から口がぽかんと開いている場合もチェックしてみましょう。
口を閉じる力や舌の位置、鼻呼吸などが関係している可能性があります。
日本小児歯科学会でも、口をぽかんと開けて口呼吸をしていることや、硬いものを食べないことなどを口腔機能発達不全の具体例として挙げています。
夏休みは「食べる力」を観察するチャンス
学校がある時期は、子どもがどのように食べているかをじっくり見る時間がなかなかありません。
夏休みは親子で食卓を囲む機会も増えるため、
「ちゃんと噛めているかな?」
「飲み込みにくそうなものはないかな?」
と観察してみる絶好の機会です。
まとめ|気になる項目があれば歯科医院へ
今回のチェック項目をまとめると、
- 硬いものを極端に嫌がらない
- 丸飲みや極端な早食いがない
- いつも同じ側だけで噛んでいない
- 食べ物をスムーズに飲み込める
- 普段から口がぽかんと開いていない
です。
もちろん、1つ当てはまったからといって、すぐに病気というわけではありません。
大切なのは、子どもの「食べ方」を日常的に観察することです。
気になる状態が続く場合や、食事に困りごとがある場合は、歯科医院に相談してみましょう。
大和駅前歯科では、お子さまの歯だけでなく、「噛む・飲み込む・口を閉じる」といったお口の機能についてもご相談いただけます。