その食べ方、クセになってない?子どもの「口ぽかん」をチェック!|口腔機能発達不全症とは
「うちの子、気づくといつも口が開いている……」
そんなことはありませんか?
テレビを見ているとき、ゲームをしているとき、ぼーっとしているときなどに、口がぽかんと開いている子ども。
実は、この「口ぽかん」は単なる癖ではなく、口を閉じる力や舌の位置、呼吸などのお口の機能が関係している場合があります。
日本小児歯科学会では、口をぽかんと開けて口呼吸をしていることなどを「口腔機能発達不全」の具体例として紹介しています。
今回は、子どもの「口ぽかん」を家庭でチェックするポイントを紹介します。
口ぽかんとは?
「口ぽかん」とは、リラックスしているときなどに唇が閉じられず、口が開いた状態になっていることです。
一時的に口が開くことは誰にでもあります。
しかし、普段から口が開いている状態が続いている場合は、一度お口の使い方を確認してみるとよいでしょう。
子どもの「口ぽかん」セルフチェック5項目
チェック① ぼーっとしているときに口が開いている
テレビやゲームをしているとき、口がぽかんと開いていないでしょうか?
無意識の状態で唇を閉じていられるかを確認してみましょう。
チェック② 唇を閉じるのが苦手
「口を閉じて」と言えば閉じられるけれど、すぐに開いてしまう。
そんな場合も観察ポイントです。
唇を自然に閉じる力が十分かどうかは、専門家による確認が必要な場合があります。
チェック③ 口呼吸をしているように見える
普段から口で呼吸しているように見えないでしょうか?
日本歯科医師会も、鼻呼吸を意識して口をしっかり閉じることを紹介しています。
チェック④ 食べるときに口が開いている
食べ物を噛んでいるときに、口を閉じずにくちゃくちゃ食べているように見える場合もチェックしてみましょう。
「噛む」「舌を動かす」「唇を閉じる」といった機能は、食べる動作に関係しています。
チェック⑤ いびきをかくことがある
いびきや呼吸の状態も、お口の機能を確認する際のポイントの一つです。
ただし、いびきにはさまざまな原因があります。
気になる場合は歯科だけでなく、必要に応じて医科への相談も検討しましょう。
口腔機能発達不全症とは?
口腔機能発達不全症は、子どもの「食べる・話す・呼吸する」などのお口の機能が年齢相応に発達していない状態です。
日本小児歯科学会は、具体的な例として、
- 硬いものを食べない
- 食べるのが早い・遅い
- 食べるときに音がする
- 口をぽかんと開けて口呼吸をする
- いびきをかく
- 舌の使い方に癖がある
などを挙げています。
「口ぽかん=口腔機能発達不全症」ではありません
ここは非常に重要です。
口が開いているからといって、必ず口腔機能発達不全症というわけではありません。
また、鼻づまりなどによって一時的に口呼吸になることもあります。
自己判断で「うちの子は口腔機能発達不全症だ」と決めつけるのではなく、気になる状態が続く場合には歯科医院へ相談しましょう。
夏休みは子どもの「口」を観察するチャンス
夏休みは子どもが家で過ごす時間が増えるため、
「テレビを見ているときの口元」
「食事中の口の動き」
「寝ているときの様子」
などを観察しやすい時期です。
まずは数日間、意識して見てみましょう。
まとめ|「口ぽかん」が気になったら早めに相談を
子どもの口ぽかんは、単なる癖の場合もあれば、お口の機能が関係している場合もあります。
チェックしたいのは、
- 普段から口が開いている
- 唇を閉じ続けるのが苦手
- 口呼吸をしているように見える
- 食事中に口が開いている
- いびきが気になる
といったポイントです。
当てはまる項目があるからといって、すぐに問題があるとは限りません。
ただ、「ずっと気になっている」「食べ方も気になる」という場合は、一度歯科医院で相談してみましょう。
大和駅前歯科では、お子さまの歯並びだけでなく、噛む・飲み込む・口を閉じるなどのお口の機能についてもご相談いただけます。